ボーイズドレッシング#08
「ハーフさんたち」
脚本・演出:ベロ・シモンズ
2023年1月13日(金)~15日(日)@いわてアートサポートセンター風のスタジオ
【STORY】
私の部屋には2人の女の幽霊がいる。
私は彼女らを「ハーフさん」と呼んでいる。ハーフさん1号&2号。まぁその方が気持ち怖さ和らぐのと、この世とあの世の境目が、ガバガバのズブズブになっちゃわない様に。私なりのケジメと区別。
ハーフさん達はここの元入居者で、20年前のアパート火災で亡くなった人達だそうだ。
幽霊(ハーフさん)の内一人は、半ば消えかかっている。人間で言うと認知症の症状に近い。
ハーフさんたちが今日も私のベッドの上に立ち、同じ熱弁を振う。『人間は2回死ぬという。一つは肉体が滅びた時、もう一つは、誰も自分の事を思い出さなくなった時・・』だがその日はこうも続けた。『だから、誰の記憶にもこびり付く!後世に残る最強の心霊写真を撮ろう!』
てな訳で、大学の先輩の知り合いである放送作家のお姉さんも巻き込んで、心霊写真作りに励むことになった私達。
私としては部屋から出て行ってもらう為に、ハーフさんたちは自身の存在証明の為に、放送作家はそれを番組に昇華する為に、今日も写真を撮っている。
だけど、全然映り込みやしないハーフさんたち。
そして、余計な真実だけが何だか浮かび上がって来やがった……
【日時】
2023年1月
13日(金)①19:30
14日(土)②14:00/③18:30
15日(日)④14:00
※アフターイベントあり!
②の回終演後⇒帰ってきたアフター怖い話
③の回終演後⇒とってもいいバックステージツアー
④の回終演後⇒リクエストプレイバック
【上演時間】105分
【会場】
いわてアートサポートセンター風のスタジオ
(岩手県盛岡市肴町4-20 永卯ビル3F)
【出演】
羽鳥ひなた:阿久津琴己
町田朋子:才川ゐず季
氏家郁枝:佐藤紫
(以上、ボーイズドレッシング)
小原恵:及川麻紀
宮地真央:工藤明華
男:佐藤浄(架空の劇団)
【スタッフ】
脚本・演出:ベロ・シモンズ(ボーイズドレッシング)
音楽:neji
照明:平戸謙好(ボーイズドレッシング/放浪熊)
舞台美術:福士史江(千鳥団)
舞台監督:角舘信哉(ライナー・ノーツ)
舞台監督補:小山内綾音
装置:吉川あす華(TEAM HACCH)
特美協力:荒川颯音
音響:小笠原史弓、藤原拓翔(TEAM HACCH)
衣装:レトロブティックことり
宣伝美術・映像:土川拓未(ボーイズドレッシング)
記録:佐藤孝
制作:佐々木みなこ
企画:ボーイズドレッシング